黙秘権

朝、学校の1限目Miss DAVISの授業を一人で受け、2,3限目早退して小雨の中バイクを飛ばし神戸新聞カルチャーセンターへ。2月から童謡サロンカルチャーセンター版が始まっているのだ。生徒から10分で講師へ切り替え。きょうは北原白秋特集。アメフリ、待ちぼうけ、あわて床屋、揺籠のうた、この道、ペチカ、砂山など。童謡を歌うと急に昔の光景がよみがえってくる、と受講生の方々が次々に昔話をされるのがとてもおもしろい。なんでも昔は海水浴の時には巾着に煎った空豆を入れ、腰に着けて泳いでるうちにいい塩梅になっておいしく食べていたのだとか。お一人がその話をされると次々に「私もしてた!」「私もしてた!」と戦前生まれの方はほぼ全員一致!海がきれいじゃないとそんなことできないよ〜。次回は西條八十特集。
三宮で昼食をとって梅田のJTBカルチャーサロンへ。きょうはフォスター特集。黒人奴隷と密接な関わりのあるフォスターの歌曲、でもこのみんな声を揃えて歌える様子は唱歌と似ている。きょうはよくしゃべり、よく歌った。へとへとな私へご褒美に夕食作らなくていいように阪神百貨店の地下でかんぱちなどのお刺身を買って帰る。終わって木馬へ。カウンターに座る常連客のあべくんを捕まえてMiss DAVISに教えてもらったウェールズのわらべうた『ヘンゼルとグレーテル』を歌って聞いてもらう。最近こればかり鼻歌で歌ってるからようやく覚えてきた。あべくんは「おもしろいですね」と言ってくれる。いい奴だ。マスターは自分に降られたくないのか、私がいくら話しかけても知らんぷりを貫き通す。