マジンガーZ

kazumi-amitie2008-05-24

快晴。雨で作業が遅くなっていた分、早朝から職人さんたちが作業に取りかかる。和ちゃんの友人たちも来られて植木、ワインの瓶詰、掃除、彫刻の設置など総出の作業。手伝おうとしたら「あなたは歌い手だから歌っておきなさい」と言ってくれるので、またもやアトリエ借り切ってリハーサル。すごい理解、いいなぁ、こんな環境・・・。
お昼はアメリカ人の女性彫刻家たちも来られて、彫刻家、版画家、今回私と一緒にイタリアに来ていてみんなの食事を作ってくれる洋子さんと裕子さん、リュート奏者高本一郎さん、オーナーの和ちゃん、そしてこの全体作業のリーダー、イタリア人彫刻家オリヴィエロみんなで昼食。オリヴィエロはマジンガーZを日本語で歌ってくれた!びっくり!!
晩は地中海へ、海から見る大理石の山は格別な美しさ。世界の大富豪の別荘地だそうだ。暗くなってからオリヴィエロのお家へ。大理石のトンネルを抜けたらいきなりルネッサンス時代にタイムスリップ。500年前のお家をものすごくセンス良く暮らしている。和ちゃんの車から降りたらホタルがお出迎えしてくれた。キラキラキラキラとクリスマスツリーのように暗闇に光る。いやはやとにかく美術家の素敵な暮らしだ。オリィエロのお家で食事をして夜遅く我々が帰るのと同時にもう一度彼はペンションに戻って来て灯りのチェック。徹底した作業はさすがイタリア人だ。こういう制作に対するしつこさがなければ美しいものは作れない。やるときは徹底的にやる。でも・・・、うーん・・・、なんでマジンガーZを日本語で歌えるんだろう???