いろいろと

14年前の1月、大噴火のあった伊豆大島三原山へ行った。海の向こうは富士山。まさに天の神様住んでますという美しさ。こちらは地の神様が怒りましたというドロドロの溶岩。そして神戸に帰った直後17日に阪神淡路大震災。これは地の神様が怒ってしまった、六甲山が噴火したか、戦争か、と助け出された7時頃まで思っていた。
雲仙普賢岳に行ってその時のことを思い出し、ああ、頼みますから地震ありませんように・・・と祈って昨夜神戸で寝たら明け方地震があった。偶然とはいえ、もう噴火後の火山には行きません。


きのう天草へはいけなかったが、普賢岳の中腹の展望台から天草諸島を見た。天気は良いからもっときれいに見えそうなものなのになんか曇ってると思ったら、これは中国からの黄砂の影響だそうだ。ずっとコンタクトがなんか痛い、温泉の硫黄成分がだめなんかな〜と思っていたが黄砂が原因だったのかもしれない。


帰りは諫早湾干拓事業の現場を見た。干拓は埋立とは異なり海岸の干潟などを堤防で締切り、排水して新たに農地などを造るらしい。水門に閉め切られ海が死んでゆく。でもこういう作業は江戸時代から続いているそうだ。さていいことなのか、わるいことなのか。農地にするなら山側もあるや〜ん・・・と素人考え、この現場はなんか痛い。