名曲

震災のシンポジウム後、多久くんとステージ。きょうは東京から能登から新潟からミャンマー関係など、各地災害復興に尽力してる方たちの集まり。宮城沖地震の復興ソングを作られた渡辺和美さんも東京から来てくださって『もう一度 緑の風に』を神戸で初演した。
もう1曲リクエストがあった震災復興ソング『能登はやさしや土までも』はお母さんが都会に住む息子を思う内容。


 負けたら駄目なげぞ 死んだら駄目なげぞ 
 生きて 生きて 生き抜きまっし


って歌ったとたん西田さんのことが脳裏に出てきてしまってリハで大泣きする。そうやん、ホント、死んだら駄目なげぞ!
「能登はやさしや土までも」という言葉は昔からある言葉らしい。能登に行ったとき、キツネに化かされてるんちがうかと思ったほどみんなやさしかったもんなぁ。


そしてきょうはどうしても歌いたい歌が3日前に出てきてしまって急遽多久くんに譜面作ってもらった。それは井上陽水の『海へ来なさい』。


 どこまでも泳げる力と いつまでも唄える心と
 魚に触れる様な しなやかな指を持ちなさい


とにかくすごくいい歌詞なのだ。昔も聞いてたのに反応してなかった。きょうは卑怯なくらい名曲オン・パレード。


 風上へ向かえる足を持ちなさい
 貝がらと話せる耳を持ちなさい
 涙をぬぐえる様な しなやかな指を持ちなさい


最近歌詞直結涙腺弱し。涙を止める薬を誰か開発してくれい。