田の実

kazumi-amitie2009-06-08

昨晩からmitatakeの見田くんと岳ちゃん、おーらい清水さんと北九州若松の従姉まゆみ姉の家へ。
今朝は従姉のいずみ姉と、いろんなプロデュースをしているアツコさんがここまゆみ邸に来訪。美術家で、日本だけでなく韓国や中国でもエコロジーのワークショップをしているいずみ姉が考えたエコ絵描き歌をなぜか寝起きの清水さんとmitatakeが描いている。彼女はエコロジーという言葉が流行る(?)随分前から、環境問題や町づくりやら行政の工事問題やらで戦っているピュアで正義感の固まりみたいな人。その後、まゆみ姉サイドが建設中の芦屋町の助産院へ。近くの歴史民俗資料館に行ったら閉館しててみんなで残念がったら開けてくれた。しかも学芸員の解説付き!


いずみ姉は旅日記に反応。1800年初頭、60才女性桑原久子が全国各地を小田宅子(いえこ)と5ヶ月半旅をしている。宅子は天性美貌の持ち主で子孫はなんと高倉健!田辺聖子が「姥ざかり花の旅笠」という本にしているらしい。


私は「はねそ」と「八朔(はっさく)」の行事に反応。はねそは200年以上前から伝わる盆踊り。着物の裾が跳ねる「跳ね裾」が語源。輪踊りではなく並列式の形でこれは初盆の家に設けられた祭壇に向かって踊った名残。私が小学生の頃、このいずみ姉とまゆみ姉の家が初盆で、家の庭で盆踊りがされてるのが不思議で子ども心に衝撃だった。盆踊りなんて学校のグランドで行われるものだと思っていたから。
それともうひとつ八朔の行事。朔とは一日のことで旧暦八月朔日、いまの九月一日に豊作を祈る「田の実の節句」があったらしい。「田の実」→「たのみ」→「頼み」という語源である!すごい!
頼みっていい言葉じゃないですか!いい言い訳発見。