軍配

まぁ、なんというタイミングで会いたい人に会えることか!専門は日本語なんだけど歴史、神事、暦などに超詳しいU先生が半年ぶりに偶然木馬に来られた(ラッキー!)。もちろん質問攻め(すみません!)。
「歳徳神」って意味わからん〜と何日か前に書いたけど、これは昨年宮城でご一緒した語り部の佐藤玲子さんが語っておられたあの「おとしとくずんさま」だった!ようやく繋がった。今年は申酉の間からお正月はやってきたらしい。京都などはこのあけの方角にお正月は神棚を飾るお家も多数残ってるのだとか。
平安時代の貴族などは凶の方角でも吉の方角に向かえるように何本も折り返して宿泊して目的地へ行ったとか。戦国時代の武将は日取りや方角で凶が出た場合、軍配でひっくり返してたのだとか。足利学校はそういうのを教えていたとか。
暦は朝廷が握っていた。菅原道真のお父さんは暦博士だったとか。暦を牛耳れるということは日本の文化、精神を牛耳れるということ。太陽や月を牛耳ることは権力。だから徳川幕府が作ったときは朝廷は非常に怒ったんだと。
でも、軍配っていいなあ〜。軍配持って歩こうかしら。