15年

15年。震災で家もなくて友人宅を泊まり歩き食べ物もろくになくて疲れてきて、東京の母親に「東京行こうかな〜」と電話でふと漏らした時、「今の神戸を見ておきなさい。東京には逃げて来るな」と言われたのを今更ながら理解しました。あの時の人間関係の熱さ、すべてのものに対してのありがたさなど、東京にさっさと行ってたら知らなかっただろうな。
きょうは木馬で真夜中過ぎまでいっぱいいっぱい話をして、なんだか前向きな一日の終わり方をした気がする。
そして忙しい中、親身になって走り回ってくださった方々に心より感謝しています。震災前、震災後という歴史の区切りになってる1人の神戸人として。
合掌。