腹八分目

マスターは必ずパンの端を少し残す。全部食べるようにいつも言うけど一向に効果はない。
今日も食パン2枚の2つの端きれが残っていたので、全部食べるように言うと、「なんでも腹八分目がいいんですよ」と主張。「少なく出してもちょっとだけ残すやん〜」と反論したら、
「完結しないところに意味があるんですよ。なんでもそうだ、アメリカ映画のように完結してしまうのより、フランス映画のように少し余韻を残す。…(いろんな例がでたが覚えてないので省略)…、なのでなんでも八分目が僕の主義なんです」
からくり人形作家の西田さんもそうだった。2対1でこの論争に負けたことがある。
ちなみにマスターの姉妹は、
「私たちは最後まで食べるのにね〜」
と不思議がっておられます。