今回は建築デザイナーの友人の関係でモンテカティーニに一番長く滞在。そのお隣のペーシャも本当に可愛い町でした。中世に迷い込んだ感じ、ピノッキオの町。
(マスターが裏で木工作業をしてると、ピノッキオの世界みたいと思ってた)
さて、まずはペーシャ。
旗が素敵。聖者の名前が入ってます。
最終日はフィレンツェへ。
眺望抜群のホテルです。
建築デザイナーのY氏は泊まるときは素晴らしいホテルに泊まりたい人で、マスターと私はこだわりないけど4つ星になりました。
そして、フィレンツェ在住のSumiyo Danさんが、おにぎりと海苔とお味噌汁を持ってきてくれました。日本食食べたくてしかたがなかったマスターは大喜び。
カッラーラではかずちゃんがステーキとごはんに味噌汁作ってくれて、
モンテカティーニのレジデンスのキッチンでは、イタリア米を鍋で炊き、チキンラーメンもどきどこの国かわからないカップヌードルをスープにし、モッツァレッラチーズに醤油をかけて見た目だけ冷奴にして、卵焼きに醤油かけていただきました。
マスター語録で「醤油は情緒」とありますが、「醤油は情緒なんかじゃない、醤油は命だ。」とかなりの格上げ。生まれた時から醤油で育ったんだ。当たり前だ、と。
建築デザイナーYさんも「チキンラーメン食べたい」とかいいだして、またスーパーにどこの国のチキンラーメンかわからないのを買って、みんなで食べました。
いつもマスターと行動するときは粉末味噌汁だとか梅干しだとかお茶だとか持っていってるのに、前回まったく食べなかったので今回はいらないかと思って身軽に行ってしまったのを後悔しました。やっぱり常に食べてるものは大事ですね〜。
私はイタリアだったらぜーーーんぜん平気なんですけど。というか万々歳なんですけど。
翌朝、日本へ出発。
乗り継ぎのミュンヘン空港で「和美ちゃん」と冷静に声をかけられたら、木馬開店以来の超常連さんが仕事でワルシャワへ、同じミュンヘンで乗り継ぎ。
まさかのミュンヘン空港が木馬のカウンター状態になってました。
というわけで、またまた船で神戸まで。
これがいいんですよ。こんな船で自分の街へ帰られるって、ヴェネチアと神戸くらいじゃないですか?
なんて、言い過ぎ、笑。