デカダンス

8月31日の日記に書いたアコーディオン奏者津田兼六さんの昔のバンドの話。
ご本人からの訂正メールがきました。あまりにおもしろいので承諾を得てのせちゃいます。ちなみにこの頃はピアニスト。


●ピアノの上にお弁当箱を出してきて食べるのが「ソロ」だったり〜

 これは、弁当箱ではなくて、わざわざライブハウス近所のレストランに仕出しを頼んでおいたお皿の料理&ライス&スープの洋食を、ソロが回ってきたときに自分で並べて、ナイフとフォークでゆっくり肉を切りながら食べました。アホみたいでしょ。


●決めの「ダダッダッダッダッダダー」のフレーズを「電球を仕込んだ眼鏡」をかけてみんなでリズムに合わせて光らせたり〜

 これは僕一人がフード付きの全身黒つなぎを着て、黒い布で顔面を覆い、目の位置に赤い豆電球を仕込んで、足元のスイッチを踏みながらリズムに合わせて光らせてました。やっぱりお馬鹿ですわ。


●急にガクラン着て受験勉強しだすのが「ソロ」だったり???〜

 ライブの最初から高校のときの学生服に学生帽、がり勉メガネをかけて出演し、ソロが回ってきたら、辞書を引きながら英語の論文を翻訳してました。勉強するフリではなく、実際に訳す作業をしてました。その時、たまたま実生活で差し迫っていた翻訳作業を本番中にやったまでです。アホです。


和:> 津田さん!これおもしろすぎ!!!ブログにのせてもいい?


津:べつに載せてもいいですよ。いまはなるべくまじめに演奏したい人間の恥ずかしい過去として。

あの時はデカダンスしてました。やっぱり退廃はよくないです。


津田兼六