1月17日

今日は1月17日。
「それは震災前の話」とか「それ震災後」とか時代の区切りになってる日。
ニュースをつけるとヒューザー社長の証人喚問がなされている。よりによってこの震災の日に耐震偽装問題で質問を受け、住民でなく自分を守ろうと回答を拒否してる姿は見たくない。でもマンションを購入した人たちに国から援助があるらしい。震災や台風で壊れたマンションや家には「個人の財産だから援助はない」とあれだけ言っていたのに?うーん、なんだかよくわからん。
世の中なんだかよくわからんことが多すぎる。
震災後も神戸内の弱った町にお金がいかず、市内でも強い観光客が来るような町にはイベント用の費用が出てたり、広いお庭のあるお家が全壊していても敷地内に仮設住宅を建てると「個人の財産」になるとかなんとかで、ポートアイランドの果てやら西の果てやら、若者でも不便なところにおじいちゃん、おばあちゃんが住んでいるのもよくわからんかった。敷地内に住める人はその方がいいやん!鳥取の地震の時は知事が国に訴えてそれが改善されたらしいけど。このあたりのことを書き出すと限りなく話がある。
震災後はショックなことやよくわからんことが多すぎて「世の中」という場所に留学してる気分だった。
そんなこんなではや11年。
あの時期よりよくわからんことが少なくなってきてるってことは、少々世の中に汚染されてしまってるのかもなぁ。やばい。