美!美!美!

kazumi-amitie2006-07-22

京都駅ビル屋上庭園で童謡サロンの夕涼みコンサートが終わって、間に合うかどうかわからないままタクシーに乗り京都会館に駆け付ける。
きょうは林英哲さんの京都公演。
会場に着いてタクシー代払おうとして気がついた。しまった!財布はスタッフに預けたままだ!
車内に荷物を置いたまま京都会館ロビーに入り、東京の事務所のSさんに
「2,000円貸してくださいー、財布忘れた」
2年ぶりくらいに会って招待していただいての第一声。すみません・・・


2部に間に合う。始まるなり忘れていた感覚が甦る。またもやドタバタ劇をしでかしたけど、そうだ、英哲さんのステージだった。
太鼓なのに静寂、凛と張り詰めた空気の世界。とにかく美しい舞台、照明、演出。
和太鼓といえば男らしい概念があるけど、ない。筋肉もりもりなのに、ない。とにもかくにも神々しく美しい。
英哲さんのステージはドイツでベルリンフィルと一緒にした時もソロのコンサートも見させてもらってるけど、彼の醍醐味はやはり舞台美術を含めた美的センスいっぱいの今日のようなステージ。
いつも演出も度肝を抜かれるほど素晴らしいけど、実は英哲さんが企画・演出・構成プランを立てている。それでいて舞台では「無」で「神」の境地。もう、まじで、わけわかんないほどすごいです。
ステージ終わってお会いすると人間でした。