ふるさと

大阪から雷鳥に乗ってうたた寝して起きた福井は雪の世界だった。小松に着いたら路上に雪はないかったが向こうに見えてる白山連邦の山々がもやと雪で素晴らしくきれい。明日の舞台の西圓寺へ行って金沢まで車で送ってもらう。きょうはもっきりやでライブなのだ。新年初ライブが金沢とはなんとうれしいことか。毎回来てくれる馴染みのお顔も出だしたし、マスターの平賀さんのおかげだ。でもなんと平賀さんのお母様が今週急にお亡くなりになられたらしい。お葬儀も3日前に終わられたばかり。そんな大変な中いつもと変わらずあたたかく迎えてくれた。
終わっていつものペーパームーンになだれ込み、2ヶ月前にお会いした人や初対面の人やいろんな人たちがやってきて、小さい頃どんな曲を歌っていたか、という話になった。すると一人の男性が「若い力〜♪」と歌いだしたら、私たちメンバー3人以外全員大声で歌いだした!!しかも振り付き!びっくりな光景。長野県人がみんな県歌を歌えるようなものだろうか。どの世代も歌ってる!
そしてそこにピアノがあったので私たちで「ふるさと」を1曲。平賀さんのお母様はこの曲が大好きだったそうだ。そのあと店の鍋を土居ちゃんがパーカッションにしていろんな童謡、わらべうたを大合唱。
「童謡は、やっぱり痛いですね・・・」と平賀さん。外は雪が降り始めた。