多趣味の無趣味

国際学校の期末試験。パリャーソのライブ翌日なのでへろへろで学校に行く。何日間か寝不足続きだったのでお昼間ちょっとだけお家に帰って寝たかったのだけど、マスターのファッション関係のインタビューがあったので眠気と闘いながら手伝う。うっすら聞こえてきそうで、聞こえてこない。気になる。マスターに質問ってきっと難しいだろうな、大丈夫かな?と少々心配しながら聞いていた。
「マスターのご趣味は?」
「・・・・・・・・」
「何かありませんか?」
「・・・・・・・・」
「映画とか?」
「いや・・・、多趣味の無趣味だ。」