一生忘れねぇ

kazumi-amitie2009-11-22

栗原の地震から1年半。プロデューサー渡辺和美さん(左から2人目)が選んだこれぞ谷川賢作!これぞ深川和美!というプログラム。
語り部の佐藤玲子ばあさま(私のお隣)は78才。1つ目は年取神(おとしどくずんさま)のお話。淡々とした語りでどぅいーんどぅいーんと笑いをとっていく。会場大受け!意味分からねえべはステージ上の賢作さんと私だけかも知れんかったと。でも2つ目の屁っこき女房の方はだいぶ分かったと。よんつこもんつこさげだ。


ボランティアスタッフはほとんどが家族単位。本当にびっくりするほど家族単位なのだ。親が手伝ってるからととっくに成人した子供たちがコンサートを手伝ってる様子を見ると、このあたりが神戸の復興作業と大きく違う気がした。神戸では仮設住宅の老人の孤独死も問題になってたが、なんて都市型の地震だったんだろうと再認識。ちょっと考え方変わりました。神戸のマニフェスト変更!

別れ際、この地方のハレの日の食べ物、餅っこをいただき、「あなた方とご一緒したこと、一生忘れねぇ…」と、抱擁して見送ってくれた玲子ばあさま。私は一生忘れないという言葉を恥ずかしくてまだ言えたことないです。