大人の放課後トリオ・ロータリー「冬の陣」終了。
３日間やるとどんどんと息が合ってくるのがわかっておもしろい。
ということは、今まで合ってなかったんだということがわかって少々反省。
だから今回の３日間は有意義だった気がする。
何の曲をしているかは聞いてもらいたいから言わないけど、今回は平和を願う大きな曲が入ってきました。その曲が終わると、ふとギターの岡本博文さんの口から原爆の話が・・・
彼は広島出身で、被爆者２世。親戚の大半を原爆で亡くしているらしい。
学校の校庭で死体を山積みにして焼く時、人間は首から最初に焼けるので頭を拾ってまた積み上げて焼いたという話や、それを拾っていたのは小学生だったとか、親戚が少ないのでお年玉が少なかった話だとか、８月６日は特別登校日で大好きなアニメなどのテレビ番組が全部なくなって式典の中継ばかりで子供心につまんなかった話とか、でも大学で京都に出てみると何があるわけでもなく、８月６日という特別な日は「広島」という地域だけだったのだと知ってびっくりした話とか・・・
そうです、本当に。
だって神戸に住んでますが何も変わらず８月６日は過ごしています。高校野球の中継で黙祷を見たり、式典のニュースを見るくらい。
今年の８月６日、彼の住んでいる山科はゴミの日だったらしくて、「このゴミ袋が全部死体だったことがあるんだな」と思って見ていた・・・と。
平和だからおいしいはちはちのパンが食べられ、ストーブの横にも居れるのでしょうね。岡本さん、津田さん。これからもよろしく。
