しめ縄作り

kazumi-amitie2006-12-30

京都・嵯峨野の森孝之さんのお宅でしめ縄作り。森さんは理念を持って半自給生活をされている方で、18才の頃からここを植林し続け、腐葉土が財産。そこからいろんなものが生み出され成長し循環する。まず裏山へウラジロ採りから。シダ類の種類は多くウラジロのようでウラジロでないのも多い。屋久島の森を思い出すが、ここは京都。ちょっと裏に入るとこんなに空気がきれいなのだ。そして森さんの指導のもと縄を編んでいくのだけど、これがまぁ難しいったらありゃしない。砧でわらをしごいてきれいにし森さんを見ていると足の指でわらをはさみ手のひらをこすりつけてするすると編んでいく。簡単そうに見えるんだけどなぁ〜、なかなかできない。これでわらじなんか作れるって奇跡。その間にたき火の中の焼き芋が最高潮においしくなり、寒い青空の下でほくほくの焼き芋時間。
こんどのお正月は自分で編んだしめ縄で迎えます。わぁーい!
神戸に帰って木馬で見せたら(マスターは見向きもしてくれないが)、「もっと藁をしごかんと、固くて曲がりきってない」だとか「わらの長さが揃ってない」とかみんなに言われながらもニヤニヤしてしめ縄を見つめてしまうのでした。それがいいんですよ。はははっ。うれしい。わぁーい!