中原中也生誕100年祭

kazumi-amitie2007-05-02

中原中也100年祭で湯田温泉へ。新幹線の新山口駅できのうの出演者だった矢野顕子さんにごあいさつして入れ違いで湯田へ入る。
特設サーカス小屋にお昼12時過ぎとすごく早く着いたのに、もう賢作さんはピアノを弾いている。久しぶりの共演なのでリハーサルたっぷり取れてうれしい。
私は中也の「春宵感懐」「月夜の浜辺」「湖上」「詩人は辛い」、フランスに行きたくて行けなかった中也だったので、その時代のフランスものでエリック・サティ「言葉のない3つの歌曲」、プーランク「愛の小径」、谷川俊太郎さんの「夜はやさしい」、そして俊太郎さんの朗読と私の歌の絡まった「雪が降っている・・・」を歌う。俊太郎さんは賢作さんのピアノと絡まった中也の詩の朗読と、ご自分だけでの詩の朗読「詩人の墓」。賢作さんもピアノソロ有り、ピアニカ有り、サーカス小屋なのでサーカス有り、とすごい演奏会だ。中也100年祭で連日企画目白押し。おおたか静流さん、友部正人さん、矢野顕子さん、明日はハナレグミ、次はあがた森魚さんなどなど書ききれない。
中也記念館の前の銀行跡地はこれも特設でカフェ・ド・中也になっていて、毎朝『浜辺のソプラノ』がかかっているらしい。きょうは一日ずっと浜辺のソプラノがかかっていた。終演後はそこで打ち上げ。友部正人さんが展示品の中也の時代の帽子とマントを着用するとあまりにお似合いなのでみんなシャッターたきまくって撮影会。
完全にお客さんとして来ていた文化プロデューサーのめぐみさん、コピーライターの村上美香ちゃん、イラストレーター深川直美たちと山口はなぜこんなにすごいことができるのか話をする。やっぱり長州、さすが総理大臣がたくさん出る地域だからか。なんだか文化レベルがすごい高いぞ。おもしろいなぁ〜〜。
この100年祭はまだまだ続いて、6月2日、3日は秋吉台の国際芸術村へ。次回は同じく谷川俊太郎さんと賢作さん、そして小室等さん、そして私。