唄を忘れたカナリア

kazumi-amitie2007-11-17

秋の法然院、童謡サロン。きょうはプロモーション撮影入り。スタッフも大勢入ってなんだかいつになくにぎわってる童謡サロン。それもそのはず、今回は衣装をアメリカ・ヨーロッパの古着を扱っているハバダシェリーが協力してくれたので雰囲気が華やか。土居ちゃん大好評、多久くんはウールのスーツに帽子、敬子ちゃんは踊ったら50年代のダンスみたいになってかわいいのだ〜。


きょうは朝起きたら、家が静かでとても嫌な予感がした。こんな時間なのになんでオカベが鳴いてないのか・・・おそるおそる下に降りてのぞいたら、うつむいて死んでいた。カナリアと同じく歌う小鳥・錦花鳥。家中に響き渡ってたあの美しい声がないとこんなに家って静かなんだ。静かすぎて落ち着かない。きょうはプログラムにカナリアを入れてて、これ歌うとヤバいかも・・・とプログラムを変えようかと思ったが、やっぱりオカベのために歌おうと思って歌ったけど、見苦しいところをお見せしてすみませんでした。なんだかお客さん何人も一緒に泣いてくれてて、こういう経験を持った人って多いんだなぁ。ありがとうございました。
出掛ける前、ちょうど光がオカベのところに差し込んでいて、美しかった。


唄を忘れたカナリアは、象牙の船に銀の櫂
月夜の海に浮かべれば、忘れた唄を思い出す