夢のような話

先月亡くなられた有馬玩具博物館長Nさんのご友人でもある六甲山のホール・オブ・ホールズ館長のTさんと打ち合わせ。おもちゃとオルゴール、子どもにとっても大人にとっても夢いっぱいの空間を、この中年男性たち(失礼・・・)が引っ張っておられるということは日本もなかなかいい国だ、と思ってしまう。
NさんとTさんは2人で「夢のような話」をずっとしていたらしく、Nさんが亡くなられてその構想がぽっかり穴が空いたようとおっしゃってたが、この「夢のような話」という言葉がなんともNさんとTさんらしい。
そう、「夢のような話」って必要だ!
最近わたしちょっと現実的だからね〜。これは規模的に無理かなとか、これは迷惑かけるしなとか、時間ないしな、予算とか・・・。
つい最近も現実的な範囲で考えすぎて「私には無理」と手放したプロジェクト、私がもっとがんばれば良かったと非常に反省したものがあった。「自分の脳みそ使わないで、他人の脳みそ使い過ぎ」と周囲によく言われるが、私に能力はなくても、実力あるたくさんの友人たちと選眼、人選能力だけはあると思う。他人の脳みそ使っても世にいいものを提供できるなら、こう他人の脳みそをフルにコーディネイトする人材がいてもいいのかもしれない、と、ちょっと考え変わってきました。まぁ、私の能力もあがった方がいいけど。
そう、もっと「夢のような話」をしましょう。被害者の会のみなさま、今後ともよろしくお願いいたします。