からくり人形作家西田明夫さんのお参りに有馬へ。にっこり笑った西田さんの写真の周りにはまたおもちゃや色ペン、珈琲、みんなの寄せ書き。玩具博物館のスタッフ方たちは毎日個人的にメッセージを書いている。「館長、バレンタインお返し大変ですね、手伝いましょうか」とか「館長のためにチョコ作りました、白いところはカビじゃないよ」とか「お花見しましょう」とか「向こうで父母に会ったらちゃんと仕事してると伝えといてください」とか仕事や恋愛相談とか・・・。玩具博物館に入ると、西田さんの好きそうなアンティークの車が並び、やっぱりアトリエのぞいたらにっこり笑って座ってそうである。「日頃からあっち行ったりこっち行ったりしてた人だから、またドイツかどこか行ってる感覚」と奥様。
今までは楽しいだけの有馬温泉がキュンと寂しい場所になった。
