戸籍係

29日岡山の童謡サロンの帰り、NHK神戸で一人のおじいさんと会う。
今月16日にNHK神戸で行われる童謡サロンは神戸のわらべうた特集。
「神戸の歌を知ってる方、教えてください」と告知したら、NHKまで訪ねにきてくださった。
おじいさんもおじいさんのご両親も神戸生まれ・育ち。でも昭和20年の七夕空襲(神戸空襲)でお家が焼け、淡路の親族をたよってそれ以降は淡路で暮らしているらしい。
待ち合わせして、NHKの方も一緒に部屋に入って座ると、おじいさん一言。
「神戸にはね、わらべうたってもんがないんですよ」
「はっ・・・ははっ・・・(おー、なんの待ち合わせやったん???)」
でもそれから出るわ、出るわ。おもしろい資料の数々。
戦前の神戸市の市歌、平野の天王町の歌、源平合戦須磨一ノ谷の歌・・・
わらべうたはなけれども、ざっくざく完璧に整理されたメモと資料が出てくる。ものすごく完璧!
「おじいさん、どんなお仕事なさってたんですか?」
「戸籍係です」


今日、お家に来てた弁護士と製薬会社の研究員のカップルにこの話をすると、
「戸籍は出ると入るところがあるわけで、ホームページのリンクのようにぜんぶ繋がって把握する整理術を知ってるはずですよ」と彼は言う。
そこから戸籍、本籍、住民票の話に突入。こんなに籍を管理されてるのは日本と韓国だけらしい。韓国も差別などにつながるおそれがあるから排除する方向になってきてるのだとか。
本籍はどこでもいいから「皇居」にしてる人もたくさんいるらしい。
どこがいいかなぁ〜?って3人で話をしていて、私の本籍地は「太陽の塔」がいいという結論に。