電気音痴

kazumi-amitie2007-11-09

ほぼ一日中、大阪国立国際美術館でジョン・ケージの仕込み。といってもわたしはテレビとビデオの配線さえできない、乾電池もろくすっぽう入れられないひどい電気音痴ので、みなさんがほんとに親切にセットアップしてくれる。ステージはたくさんのピックアップ、この間オルゴール用にドイツ製のピエゾマイクを5300円で買ったが、今回は出演者の村井さんの手作り。なんと100円くらいで作れるらしい。それを次々にmyベーリンガーのミキサー差し込み(差し込んでもらい)調整して(調整してもらって)いく。まったくわかってないので触ってもいいところにシールを貼っていく。本番はフォローについてもらえない!(ひぇ〜、大丈夫か、わたし)。
私はエリック・サティに関することを主に担当しているのだけど、歌声をコンピューター経由でいろんなプログラムされてる画面を見てみたら分子記号みたいな図だった。???、見たことない。いろんな音楽があるんだなぁ。このジャンルの常識、線引きをまったく知らないので、サティ好きのひとりのフツーの歌手としての参戦であります。みなさんと机の上の道具?機材?もぜんぜん違う。でも明日のステージ、この世界の方々からするとこの(私以外の)メンバーはすごいらしいよ。お客さんは会場に入りきれないらしいので、美術館のロビーに大スクリーン設置されてステージの様子がわかるそうです。ひとりひとつづつ机を渡されて、全員同時進行。明日だけは電気破壊光線を止める薬を飲んどかないと。