朗読カフェ

文筆家の大竹昭子さんと電話で打ち合わせ。
ピエール・バルーさんのお家で知り合い、まやと『アミチエ』のライナーノーツを頼んだら録音を聞いてバシバシ鋭く厳しい意見を言われ、「くやしい、昭子さんをなんとか良し!と言わせたい」とコンセプトがもっとしっかり表れるように考え直した。最後の最後に彼女はすっごく気に入ってくれて、ようやくライナーノーツを引き受けてくれ、きっちり私たちを取材してから文章を書いてくれる、とにかくはっきりした生粋の江戸っ子。
一度写真家の森山大道さんと神戸に来られていて、旧ブラジル移住センターを見たいと言われたので一緒に行き、木馬に帰ってからマスターに「昭子さんが森山大道さんとか言う人と一緒に来てて〜」と話すと、「きみは森山大道を知らないのか!」とおこられた。すごい写真家らしい。昭子さんは写真も撮られていて写真家の人たちとの交流もさかん。そしてオノセイゲンさんが紹介してくれて仲良くなった音楽学者の細川周平さんと昭子さんは昔からの大親友。童謡サロンのライナーノーツは周平さんに書いてもらってるし、私はこのあたりの素晴らしい文筆家たちにお世話になってますなぁ。みんな頭良くって格好いいんだ。うらやましい。
さて、きょうは何の打ち合わせだったかと言うと、昭子さんの本を昭子さん自身が朗読する『大竹昭子の朗読カフェ』を考えています。11月1日は木馬で、2日は大阪のitohenで。朗読してもらうの大好きなのですっごい楽しみ。詳しくはこちら。
http://www.skky.info/itohen/news/index.html